■コネ全盛の業界で、ホームページによる新規顧客の獲得は可能か?■
■■「とある零細税理士事務所の、ホームページ顧客獲得奮戦記」No.18 ■■
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〜 見込み客メールマガジンの活用 〜
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こんにちは。“あきばれネット”の吉本です。今週は、見込み客向けのメールマガジンの活用方法です。
●見込み客メルマガの活用
下「吉本さん、私もメールマガジンを出そうと思っているんですが、どうすれば良いですかね?」
私「そうですね〜。下田先生は文書書くの苦手だから、やめた方が良いんじゃないですか。」
下「そう言わずに、やり方教えてくださいよ。」
私「う〜ん。下田先生がやるんだったら、“まぐまぐ”とかを使うんじゃなくて、自分の知り合い向けの“見込み客メルマガ”を出すのが良いんじゃないですかね。」
下「何ですか、その見込み客メルマガって。」
私「見込み客むけのメルマガを、私はこう呼んでいるんですけどね。今まで先生と名刺交換した人に、メールマガジンを定期的に送るんですよ。」
下「ほうほう。」
私「先生みたいな職業の場合、名刺交換した人の何割かは、潜在的なお客さんの可能性が高いと思いますので、そうした人達に定期的にメールを送ることによって、いざ税金の相談をしたくなった時に先方から連絡させる訳ですね。」
下「ほう、なるほどね。」
私「士族の先生の場合、紙媒体でこうしたレターを出している人はたくさんいると思いますが、紙媒体の場合、印刷したり、封筒に詰めたり、切手を貼ったりと、結構手間がかかるでしょう。」
下「そうそう。」
私「それに、切手代も馬鹿にならないですからね。200人に毎月送ったとしたら、切手代だけで16,000円ですからね。その点、電子メールならお金かからないですから。」
下「そうですよね〜。でも、1件1件送るとすると、結構手間かかりますよ。まさか、宛先に200件をまとめて指定する訳にも行かないでしょうし。」
私「おっ先生、今日はなかなか鋭いですね。」
下「何を言ってるんですか。」
私「でも、これは良い質問ですよ。宛先欄に他のお客さんのアドレスを入力して全然関係のない人に送ると、後で問題になるケースが多いですから。“勝手に俺のアドレスを他人に教えるんじゃない!”とか言って、怒られちゃいますから。」
下「そりゃ、そうでしょう。」
私「やり方はいくつかありますけどね。先生みたいに、あんまりパソコンに詳しくない人は、メルマガ配信ツールを利用するのが一番確実ですけどね。毎月1万円くらい出せば利用できますから。」
下「結構、いい値段しますね〜。この間、私が吉本さんにお願いしたツールも、そんなに高いんですか?」
私「いえいえ。うちのはそんなに高くないですよ。」
下「ふ〜ん。でもやっぱりお金出してツールを使った方が良いんですかね?」
私「下田先生はパソコン苦手だから、ツール使った方が良いと思いますけど、普通の人はメールソフトの“BCC”欄を利用すれば、アドレスばれずにメール送れますよ。」
下「へえ〜、そうなんですか?」
私「ええ。とりあえず、試しにメルマガを出してみたい、と言う人は、知り合いへの見込み客メールを、BCCを使って送信するのがお勧めですね。」
メールマガジンを発行する目的は人それぞれです。でも、もし商売のためにメールマガジンを発行するんだったら、「見込み客」に対するメルマガの発行から始めるのをお勧めします。
新規客をメールマガジンを通じて、お客さまに変えていくのは、それなりのスキルを必要としますので、まずは比較的効果の出やすい「見込み客」向けに始める訳です。
3〜4回発行してみれば、何となくメルマガのコツが分かって来ますから、そしたらマグマグとかを使った本格的なメルマガ発行に踏み出せば良いと思います。
ただ、メールマガジンを発行して商売に繋げるためには、ホームページが不可欠です。メルマガとホームページを如何に連動させて行くか、これがメルマガで成功するための最大のポイントだと思います。
続きは次回にお話ししましょう。
今週のメールマガジンは如何でしたか? それでは、また来週、お目にかかりましょう。
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